二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)
2種混合(DT)ワクチンのご案内
2種混合(DT)ワクチンは、ジフテリア(D)と破傷風(T)の2つの病気を予防するための不活化ワクチンです。
乳幼児期に受けた「4種混合」や「5種混合」のワクチンでついた免疫を高める(追加接種する)ためのもので、日本では小学校高学年(11歳〜12歳)を対象に定期接種(原則無料)が行われています。
🦠 2つの病気の説明(なぜ今、もう一度受けるの?)
赤ちゃんの頃にしっかりワクチンを接種していても、10歳を過ぎる頃になると、ジフテリアや破傷風に対する免疫(体の中の抵抗力)が徐々に低下してしまいます。
特に活発に動き回り、部活動や外遊びで怪我をしやすくなる小学校高学年の時期に、もう一度免疫を「満タン」にするために重要なワクチンです。
1. 破傷風(はしょうふう)
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どんな病気?:土の中に潜んでいる破傷風菌が、怪我をしたときの傷口(擦り傷、泥のついた傷、刺し傷など)から体に入り込むことで感染します。人から人へは感染しません。
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危険性:菌が出す強力な毒素のせいで、口が開かなくなったり、全身の筋肉がカチカチに硬直して体が弓なりに反り返ったりします。現代の医療でも治りにくく、重症化すると呼吸困難に陥る恐れがある大変危険な病気です。
2. ジフテリア
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どんな病気?:ジフテリア菌が喉などに感染し、高熱や犬の鳴き声のような激しい咳を引き起こします。喉に分厚い膜が張り付いて空気の通り道を塞ぎ、窒息の原因になります。菌の出す強い毒素によって、心筋炎(心臓の病気)や神経麻痺を起こすこともあります。
🕒 接種スケジュール(回数とタイミング)
2種混合ワクチンは、定期接種(第2期)として1回のみ接種します。
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定期接種の対象期間:11歳以上 〜 13歳未満(13歳の誕生日前日まで)
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標準的な接種時期:小学校6年生(11歳になる年度)
⚠️ 注意点
自治体(市区町村)から小学校6年生頃に個別のお知らせや予診票が届くことが多いです。13歳を過ぎてしまうと定期接種(無料)の対象外となり、全額自己負担の任意接種になってしまいますので、受け忘れにご注意ください。
🩺 よくある副反応と接種後の注意点
2種混合ワクチンは、安全性が高く重い副反応が起こることはきわめて稀です。
① よくある副反応(通常は2〜3日で自然に治ります)
大きくなってからの追加接種であるため、赤ちゃんの頃よりも注射した部分の局所反応(お肌の症状)が少し強く出やすい傾向があります。
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注射した部分の赤み、腫れ、硬いしこり、痛み
※腕が少し大きく腫れたり、熱感を持ったりすることがありますが、冷たいタオルなどで軽く冷やして安静にしていれば、数日で自然に引いていきます。
② 接種後の過ごし方
当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分をゴシゴシこすらないようにしてください。
また、接種当日は激しい運動(部活動やクラブ活動、激しいランニングなど)は控えていただきますようお願いいたします。
📅 ご予約・受診時のお持ちもの
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お持ちもの:母子健康手帳、予診票(自治体から届いたもの)、健康保険証、乳幼児医療費受給資格証(対象の方)
小学校高学年になると、ご本人のスケジュール(塾や習い事、部活動など)でお忙しくなる時期ですが、体調の良い日を見つけてぜひお早めにご予約ください。
