水痘(みずぼうそう)
水痘(みずぼうそう)ワクチンのご案内
水痘ワクチンは、子どもに感染しやすい「水痘(みずぼうそう)」を防ぐためのワクチンです。
日本では定期接種(公費負担により原則無料)に指定されており、十分な免疫をつけるために合計2回の接種が必要です。
🦠 水痘(みずぼうそう)とは?
水痘・帯状疱疹ウイルスという、非常に感染力が強いウイルスによって引き起こされる病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染ですぐに広がるため、保育園や幼稚園などの集団生活で流行しやすいのが特徴です。
1. 主な症状
発熱とともに、全身に強い痒みを伴う赤い発疹(ブツブツ)が出ます。
発疹は「赤いポツポツ」から、数日のうちに「中に水が溜まった水ぶくれ(水疱)」になり、最終的には「かさぶた(痂皮)」へと変化します。頭皮、口の中、お腹、手足など、全身のあらゆる場所に現れます。
2. 子どもへの危険性と注意点
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重症化のリスク:健康な子どもであれば軽症で済むことが多いですが、赤ちゃんやアトピー性皮膚炎のあるお子さまが感染すると、発疹がただれてひどい痕(あと)が残ったり、高熱が続いたりして重症化することがあります。まれに細菌の二次感染や、脳炎、肺炎などの重い合併症を起こすこともあります。
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出席停止(登園・登校禁止)になります:すべての発疹がしっかり「かさぶた」になるまでは、法律で保育園や学校に行くことが制限されます(通常、発症から1週間程度かかります)。
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将来の「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」の原因に:一度水疱瘡にかかると、治ったあともウイルスが神経の根元に一生潜み続けます。大人になって免疫が落ちたときに、強い痛みと発疹を伴う「帯状疱疹」として再発する原因になります。
💉 予防接種(ワクチン)の概要
水痘ワクチンは、ウイルスの毒性を弱めて作った、安全性の高い「生ワクチン」です。
1. 高い予防効果(なぜ2回必要なのか?)
2回の接種を完了することで、感染そのものを高確率に防ぐことができ、周囲への流行も止めることができます。
2. すでに「みずぼうそう」の人と接触してしまった場合(緊急接種)
みずぼうそうの患者さんと接触して(うつされたかもしれないと気づいて)から72時間(3日)以内にワクチンを接種すれば、発症を予防したり、症状を軽くしたりできる可能性があります。「うつったかもしれない」と思ったら、すぐ当院へお電話でご相談ください。
🕒 接種スケジュール(回数とタイミング)
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対象期間:生後12ヶ月(1歳) 〜 生後3歳(3歳の誕生日前日)未満まで
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回数:合計2回
回数接種のタイミング(標準スケジュール)
1回目1歳になったらすぐ(麻しん風しん混合(MR)やおたふくかぜワクチンとの同時接種がおすすめです)
2回目1回目完了から3ヶ月以上あけて、3歳になるまでに接種
🩺 よくある副反応と接種後の注意点
① よくある副反応(通常は数日で自然に治ります)
生ワクチンのため、接種直後ではなく、接種後1〜3週間経ってから軽い症状が出ることがあります。
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一時的な発熱
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体に数個〜十数個程度の、みずぼうそうに似た軽めの発疹
② 接種後の過ごし方
当日の入浴や普段通りの生活は問題ありません。接種後4週間は他の生ワクチン(BCGなど)を接種する場合は間隔をあける必要があります。
📅 ご予約・受診時のお持ちもの
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お持ちもの:母子健康手帳、予診票
1歳になると受けられるワクチンが一気に増えます。当院では、MRワクチンやおたふくかぜワクチンと一緒に受けることを推奨しております
