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5種混合ワクチン(DTP-IPV-Hib)

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5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)で予防できる5つの病気

5種混合ワクチンは、従来の4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)に、ヒブ(Hib)ワクチンが1つにまとまったものです。
 

1. 百日咳(ひゃくにちぜき)

【特徴】激しい咳が長く続き、赤ちゃんでは呼吸が止まる危険もある病気​​

  • どんな病気?:百日せき菌の感染によって起こり、その名の通り激しい咳が数週間続きます。

  • 主な症状:はじめは風邪のような症状ですが、次第に顔を真っ赤にしてコンコンと激しく咳き込むようになります。

  • 赤ちゃんの危険性:生後6ヶ月未満の赤ちゃんが感染すると、咳で体力を消耗するだけでなく、突然息ができなくなって窒息(無呼吸発作)を起こしたり、肺炎や脳症などの重い合併症を引き起こしたりして命に関わることがあります。

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2. ヒブ(Hib)感染症

【特徴】脳や喉の重い病気を引き起こす、乳幼児にとって命にかかわることがある細菌​​

  • どんな病気?:インフルエンザ菌b型(Hib)という細菌が、赤ちゃんの体に深く入り込んで悪さをする病気です(※冬に流行する「インフルエンザ(ウイルス)」とは全く別のものです)。

  • 主な症状:細菌が脳を包む膜に入り込むと「細菌性髄膜炎(ずいまくえん)」を起こし、高熱、けいれん、ぐったりするなどの症状が出ます。また、喉の奥が腫れて息ができなくなる「急性喉頭蓋炎(こうとうがいえん)」を起こすこともあります。

  • 赤ちゃんの危険性:髄膜炎を起こすと、治療を行っても発達の遅れや難聴などの重い後遺症が残ったり、命を落としたりするリスクが非常に高いため、ワクチンでの予防が極めて重要です。​

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3. 破傷風(はしょうふう)

【特徴】土の中の菌が傷口から入り、全身の筋肉を硬直させる恐ろしい病気​​

  • どんな病気?:土の中に潜んでいる破傷風菌が、怪我をしたときに主に深い傷口から体に入り込むことで感染します。人から人へは感染しません。

  • 主な症状:菌が出す強力な毒素のせいで、口が開かなくなったり、首や背中の筋肉がカチカチに硬直して体が弓なりに反り返ったりします。

  • 赤ちゃんの危険性:光や音などのわずかな刺激でも全身の激しいけいれんが起こり、呼吸の筋肉が麻痺して窒息死するリスクが非常に高い(亡くなる割合が数割に及ぶ)危険な病気です。

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4. ポリオ(急性灰白髄炎)

【特徴】「小児マヒ」と呼ばれ、手足に一生残る麻痺を引き起こす病気​

  • どんな病気?:ポリオウイルスが口から入って腸の中で増え、神経に入り込む病気です。

  • 主な症状:感染しても多くは風邪のような症状(発熱や頭痛)で済みますが、ウイルスが脊髄の神経を破壊することがあります。

  • 赤ちゃんの危険性:神経が破壊されると、主に片方の足や腕が突然動かなくなり(麻痺)、一生回復しない重い後遺症(マヒ)が残る可能性があります。呼吸の筋肉が麻痺した場合は命に関わります。

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5. ジフテリア

【特徴】喉に偽膜(ぎまく)を作り、窒息や心不全を引き起こす病気​

  • どんな病気?:ジフテリア菌が喉や鼻の粘膜に感染して起こります。日本ではワクチンの普及により激減していますが、海外では今でも流行している地域があります。

  • 主な症状:高熱、犬の鳴き声のような激しい咳、のどの痛みが起こります。喉の粘膜に「偽膜(ぎまく)」という灰白色の分厚い膜が張り付くのが特徴です。

  • 赤ちゃんの危険性:喉にできた偽膜が空気の通り道を塞いでしまい、突然呼吸困難(窒息)に陥ることがあります。また、菌が出す強い毒素が血液に乗って心臓や神経に届くと、心筋炎や全身の麻痺を起こして命を落とすケースがあります。

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📅 クリニックからのメッセージ

これらの5つの病気は、どれもかかってしまうと現代の医療でも治療が難しく、重大な後遺症を残したり命を脅かしたりするものばかりです。
しかし、生後2ヶ月から5種混合ワクチンをスケジュール通りに接種していけば、ほぼ確実に防ぐことができます。

当院では、お子さま一人ひとりに合わせた安心の同時接種スケジュールをご提案しております。生後2ヶ月を迎えられましたら、どうぞお早めにご相談ください。

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5種混合ワクチンの接種スケジュールと副反応

🕒 接種スケジュール(回数とタイミング)

5種混合ワクチンは、十分な免疫をつけるために合計4回の接種が必要です。
「生後2ヶ月」になったら、できるだけ早くスタートしましょう。

  • 対象期間:生後2ヶ月 〜 生後7歳6ヶ月(90ヶ月)未満まで

  • 標準的な接種開始時期:生後2ヶ月から

⚠️ スケジュールづくりのポイント
生後2ヶ月〜4ヶ月頃までは、毎月受けるべきワクチンがたくさんあります。当院では、保護者の方の負担を減らし、赤ちゃんを早く病気から守るために「同時接種」をおすすめしています。

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🩺 よくある副反応と接種後の注意点

5種混合ワクチンは安全性の高いワクチンですが、生ワクチンに比べて注射した部分の局所反応(お肌の症状)が比較的出やすい特徴があります。

① よくある副反応(通常は2〜3日で自然に治ります)

  • 局所反応:注射した部分の赤み、腫れ、硬いしこり、痛み(特に3回目や4回目の接種後に、腕全体が大きく腫れることがありますが、自然に引いていきます)。

  • 全身反応:一時的な発熱(37.5℃〜38℃台)、機嫌が悪くなる(ぐずる)、眠気が強くなるなど。

② 医療機関を受診すべき症状

ごくまれに(数百万人〜数千万人に1人程度)、重いアレルギー反応(アナフィラキシー)やけいれんが起こることがあります。以下の症状が見られた場合は、速やかに当院または救急医療機関を受診してください。

  • 接種後、急にじんましんが全身に出た

  • 息が苦しそう、ゼーゼーしている

  • 高熱に伴うけいれん(ひきつけ)が起きた

  • 呼びかけても視線が合わず、ぐったりして元気がない

📅 受診時のお持ちもの

  • 母子健康手帳

  • 予診票(事前にご記入いただくとスムーズです)

診療時間

やしろファミリークリニック 診療時間
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​木曜と土曜は午前のみの診療となっております。
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午前の​診療受付は8時40分より11時50分、
午後の診療受付は14時50分より17時30分までとなっております。
※混雑具合によってはこの時間以前に終了する場合があります。また、診療内容によっては診察順番が変わる場合があります。


◎14時~15時は予防接種・健診のみとさせて頂き、感染症の方と分けて診療させて頂いております。​ご予約以外の方は15時以降に来院いただくようお願いいたします。
※ 予防接種・健診(要予約)は一般診療の時間帯​(17時まで)でも対応しています。

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