賢者の石、売ります
前回の「誰かが足りない」でパワーストーンを売る青年が出てきますが、今度はこの本をご紹介。
賢者の石、売ります : 朱野帰子
マイナスイオンなんて存在しない!!似非科学なんて大嫌い。 そんな主人公 賢児が大手家電メーカーで似非科学と対決。商品を売るためなら、もっともらしい語句を並べて非科学的なものを売ってもいいのか? 賢児は似非科学を信奉する消費者やそれをあおる宣伝担当者に打ち勝てるのか??
似非科学を信じるのも、科学的だと思っているからこそ。変わった視点から研究のことを考えさせてくれる物語です。